古の時代より、海を介して様々な人やモノが行き交ってきた場所「せとうち」──。
廻船問屋と塩田業で栄えた堀内邸が瀬戸田の地に居を構えて、約140年。堀内家御当主より受け継いだ器たちと共に“この地ならでは”の食体験をご堪能ください。
夕食で使う食材はできる限り半径50km以内から調達。これは「瀬戸田を中心とする瀬戸内エリアの食材の“風味”を体感していただきたい」というシェフ秋田のこだわりです。生産地へと自ら足を運び、一人ひとりの生産者と語らい、生産者や食材への理解を深めます。そして、その食材が最も活きる調理、味付けを施します。
朝食
7:00 〜 10:00
和船が瀬戸内海を縦横無尽に行き交い、港が漁師や農家による行商で活気づいていた140年前、堀内家ではどんな朝食をとっていたのでしょうか。 当館では堀内家の在りし朝の食卓を思い浮かべ、ご当主より継承した器に地場素材でこしらえたお食事をご用意。 往時の風景に思いを馳せながら、堀内家の一員になったような心地でお食事をお楽しみください。
夕食
17:30-20:00 (最終着席)
Azumi Setodaのディナーは、シェフが地域の生産者と共に作り上げる、旬を感じるフレンチコース。生産者のもとへ足繁く通い、季節の移り変わりに応じて変化する農地や漁場など、生産地の呼吸を密に感じながら、その日の料理を生み出しています。この土地ならではの食体験を心ゆくまでお愉しみください。
秋田絢也(あきた けんや)
福岡のフレンチレストランやホテルオークラ京都での勤務を経て、 2007年に渡仏し、2020年まで13年間に渡ってフランスを中心にコペンハーゲンやオランダ、ベルギーなどヨーロッパ各地で研鑽を積む。サボア地方の2つ星レストラン「レ テラス」 や1つ星レストラン「オー フラブール」などで部門シェフ、スーシェフとして働く。2つ星「ドメーヌ オー ド ロワール」を経て、2015年にアヌシーの2つ星、2019年にミシュラン3つ星に輝いた「クロ デ サンス」で約4年に渡りスーシェフとして務める。その後、2020年開業の「Nœud.TOKYO(ヌー. トウキョウ)」では、『ミシュランガイド東京2022』で 1つ星・グリーンスターの初獲得に導く。2022年7月、Azumi Setodaのヘッドシェフに就任。
個室
Azumi Setoda では2つの個室と1つの東屋があり、小グループでのプライベートダイニングや記念日のお食事の手配を承っております。