旅館で表現する豊かさの再定義
日本の成り立ちの物語は、今を生きる我々の想像を遥かに超え、多様性に富んだものだったと考えられます。数多の民族が海を越え、長い年月をかけて根を下ろし、持ち込まれたものが複雑に絡み合っていったことで、日本の礎ができたのです。日本の各地に生まれる「Azumi」という旅館は、そんなかけがえのない先人である古の海の民に思いを馳せ、名づけられました。
土地それぞれが持つ歴史、風土、住まう人々の習俗。 そこから生み出される作物、紡がれ、編まれていった文化、そして生活様式。「Azumi」は、土地にまつわるあらゆる物事の媒体でもあります。各地の人々が守る物事に敬意を示しながら、新たな知識や要素を交わらせることで、それぞれの魅力が少しずつ変化し、より発展していくことを信じています。
そういった精神を土台に、私たちは旅館のあり方について考えました。 旅館の第一義は、宿の主人とその家族が自らお客様をおもてなしすること。宿の源流が、洋の東西を問わず、プライベートな一宿一飯の場所だっただろうと考えたからです。 それは温かみがあり、限りなく家に近い。 「Azumi」が土地にも、お客様にも寄り添った存在になればと、私たちは願っています。

移動所要時間
広島空港
車で約1時間
67 km
67 km
Azumi Setoda
三原港
フェリーで約30分
43 km
43 km
Azumi Setoda
福山駅
車で約1時間
43 km
43 km
Azumi Setoda